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"Songs of Raindrops and Breeze"

雨つぶと風のうた hatao&nami 2ndアルバム

今回デザインさせていただいたCD。
このCDは、去年の1stアルバム"Silver Line"に引きつづいてデザインさせていただいた、hatao&namiさんの2ndアルバムです。
タイトルは、"Songs of Raindrops and Breeze(雨つぶと風のうた)"。

雨つぶと風のうた hatao&nami 2ndアルバム

実は、最初の打ち合わせ時には「雨あがりのイメージで」とお伝えいただいていたのだけれど、そのあといくつかの音源をいただいてからというもの、"雨あがり"にも関わらずどうしても頭に浮かんだ雨の粒々が払しょくできず、雨粒を描かないという選択をすることができませんでした。
それまで漠然とした雰囲気はつかめたと感じていたものの、いざ取り掛かろうとすると邪道なイメージが頭を通り過ぎてなかなかこれと思うものができずに少し時間が経ってしまっていたとき、hatao&namiさんから「雨あがりではなく、雨つぶと風の〜というタイトルにします」という連絡をもらって、今まで壁だと思っていた目の前のものがふっと風のように自分の横を通り過ぎ、前へ進めるようになったのでした。
その言葉を待っていた!という感じでした。
それからの作業はほんとうに早い。

雨つぶと風のうた hatao&nami 2ndアルバム

いくつかいただいていた音源。
作業中にもリピートして流していました。
雨が降り、植物たちはうるおい、人は愁い、雨が止んで雲が晴れ、虹があらわれ、動物たちが顔を出す…
雨が降ることも永遠ではないし、晴れ間だって永遠ではない。
こういう日があって、そういう日もあって、絶えず時は流れているんですよね。
そんな時間の経過を、ジャケットのカバー、裏面、盤面に物語のワンシーンとして作りました。
この絵が出来あがってからもCDの音源作りをされていたhatao&namiさんですが、この絵でもっと世界が広がりそうだと言ってくださったことがうれしかったです。
ジャケットの裏面には、前回のSilver Lineのつづきとして鳥を2羽舞わせているんですよ。

Sn緑an hatao&nami ライブ

そして先日、そのhatao&namiさんの2ndアルバムのレコ発ライブにお邪魔しました。
場所は、大阪福島にあるS'n緑an(シンリョクアン)さん。
木とコンクリートに泡ガラスの丸たちが映える、素敵な空間でした。
トシバウロンさんというバウロン奏者の方も参加されて、またこのS'n緑anさんの空間での音の響き、全てとても心地が良かったです。
鳥が森や湖の上空を自由に飛んでいるようなイメージを持った"Silver Line"とは全く違う、地上にポツポツとステップを踏むような"Songs of Raindrops and Breeze(雨つぶと風のうた)"。
ぜひ全曲聴いていただきたいなと思います。
そのときには、わたしが作らせていただいた風景と一緒に楽しんでいただければ幸いです。
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